有能で意欲的な日本人作家達にアメリカで個展を開く機会を提供する目的で8年間にわたり日本の現代美術をワシントン首都圏にご紹介致してまいりましたが、今年12月28日でジョージタウンにあるギヤラリーを閉める事に致しました。振り返れば、難関といわれるワシントンポスト紙にも再々取材記事が載るようになり、国立女性美術館、ヒューストン美術館、GWUに作品が永久収蔵された喜びを作家と分かち合ったこともありました。

アメリカで始まった私の美術との関わりも今年で20年目を迎えました。熟年期の人生を益々楽しく生きるため、これからはユニークな作品を探しながら広く世界の美術展、美術博を見て回る所存です。プライベートデイーラーとして今後もワシントンに残りますが、将来の活動の様子は私のホームページwww.galleryokuda.comをご覧下さい。

暖かいご支持、ご理解に深く感謝いたします。

2002年12月28日
ギヤラリー・オクダ・インターナショナル
デイレクター 奥田輝子


■ 画廊紹介

ギャラリー・オクダ・インターナショナルは、開設以来丸8年、日本を中心とする現役の作家をワシントンの人々に紹介しております。プロモーターとしての性格が強く、展示の決まった作家を長期的に紹介していく画廊です。

  • 画廊での展示会がワシントンポスト紙の美術評論欄にメイン記事として掲載され、日本の現代作家の質の高さが評価されているのを始めとし、WETAパブリック・テレビジョンの美術紹介番組等にも定期的に取り上げられています。
    「ギャラリー・オクダの奥田輝子の試みは注目に値する」(コメンテーターのビル・ダンラップ氏)
  • ワシントンポスト紙、ワシントニアン誌、WETAパブリックTV、NHKテレビ、ジャパンタイムズ紙、読売新聞、東京新聞、西日本新聞、北海道新聞等に取り上げられています。
  • 作家の作品が公的収集される意味を理解し、努力しています。
    2000年:ジョージワシントン大学に上田順庸氏の陶芸
    1999年:ジョージワシントン大学に杉田五郎氏の現代絵画
    1999年:テキサスのヒューストン美術館に山本雄一氏の備前焼
    1998年:ワシントンの国立女性美術館に田辺光子氏のコラージ
    1994年:山形県長井市やませ蔵美術館Mary Ann Reilly、アメリカの点描画
    1993年:美ケ原フジサンケイ・ビエンナーレ・ファイナリストColin Wilkshier、アメリカ、スレート彫刻
    以上の収蔵を手がけています。
  • 画廊での展示の後、ニューヨーク、ミラノ等の関係画廊での個展の企画を取り付けています。

■ メンバー:

Art Dealers Association of Greater Washington
Japan America Society of Washington DC
Japan Commerce Association of Washington DC


■ これまで画廊で展示した作家名と今年中に予定されている作家名:

平木志乃(粘土・紙)、平塚雄二(版画)、岩波昭彦(日本画)、コイズミアヤ(造形)、金子太郎(油彩)、杉崎紀世彦文子(水彩)、杉田五郎(油彩)、鈴木雅博(スティール・鉄)、上田順庸(陶芸)、宇田孝峰(日本画)、森家要(銀箔・アクリル)、田辺光子(コラージ)、山本雄一(備前焼)、吉本美紀(絵画)

Sculpture:

John Antone, Alan Binstock, Ikuko Kawai Burns, Jin Sil Kim, Chris Lanbusch, Steven Weitzman

Painting:

Hanne Breken, Angelo Falco, Sharon Frazier, Hiro, Chris Krupinski, Maria Raffelli, Janos Zadrowicz

Photography:

Joe Cormick, Mitsuko Mitsuyasu

Ceramic:

Mizue Crowell, Marcia Jestaed, Jackie Phan


「日本の現代画家はもっと勇気を持って、外に向かって頑張ってもらいたい。世界のどこに出しても恥ずかしくないほど質は高いのだから。」
 米国の首都ワシントンで画廊「ギャラリー・オクダ・インターナショナル」を開設して丸5年。日本画をはじめ油絵、陶芸、造形など日本の現代作家の個展を開催する一方、米国作家の作品を日本に紹介。文字通り日米現代美術の「掛け橋」として情熱を燃やし続けている。
 こうした努力は米国でも高い評価を受け、油絵の杉田五郎氏の展示会がワシントン・ポスト紙で美術評論ページの主要記事として取り上げられたこともある。同紙に掲載されたこと自体、画廊の存在が「市民権」を得た証拠といわれるが、「日本の作家が評価されていることを示すものです」と力説する。
 華麗な道を歩んだ。父は山形県知事を長く勤め参院議員だった村山道雄氏。同氏はアララギ派の歌人でもあり、斉藤茂吉とも親交深く、小さいころから美術品に囲まれ文化に恵まれた環境だった。
36歳のとき夫の転勤で渡米。美術の仕事に目覚めたのは1982年にワシントンの画廊に勤めてから。ホワイトハウスの米大統領に贈られてきた美術品の鑑定官を5年間任命されたこともある。
「いやなことはしない」「人にうらまれない」「クリエーティブに生きる」がモットーで「ストレス解消法は瞑想(めいそう)」。物静かな中に目がキラキラと光る。

東京新聞


■ 奥田輝子

略歴:

1941:

東京生まれ、山形へ、山大付小・中卒、山形県立西高卒、青山学院大学英米文部卒、結婚。

1977:

5月、夫の転勤にともない東京より渡米。

1982-87:

ワシントンの老舗画廊フィッシャー・ギャラリー勤務。

1987-92:

ホワイトハウス贈り物鑑定官に任命される。

1987:

美術コンサルタントとして独立、頻繁に日本との往復が始まる。

1992:

アメリカ作家のグループ展企画「フィッシャー・ギャラリー展」(ANAホテル)

1994:

アメリカ作家の個展、企画主催(大丸東京店、梅田店、神戸店、各美術画廊)

1995:

4月、画廊「ギャラリー・オクダ・インターナショナル」開設。

1997:

アメリカ作家の個展、企画主催(大丸東京店美術画廊)


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ギャラリー・オクダ・インターナショナル
E-mail: okudaint@bellatlantic.net
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